2021.10.12
10月10日に八ッ場あがつま湖において、JSCA公認スクール川原湯温泉駅キャンプ場主催のJSCAセーフティ&レスキュープログラム(SRP)を開催しました。
本プログラムは日本セーフティカヌーイング協会(JSCA)の公認プログラムで、カヌー・カヤック・SUPなどに特化した安全管理とレスキューについて、初級者から受けられるとっても有益な講習内容です。
協会共通のテキストを用い、知識編&静水実践編の2部構成で、講師は野尻湖を中心に活動されているJSCA公認インストラクターの一滴 Paddle & Mountain Guide代表の中村昭彦氏にとても分かり易すくお伝え頂きました。
午前の知識編は艇庫前にスペースを設け青空教室、八ッ場あがつま湖で起こり得る様々な可能性やパドリングに大きな影響を与える風について、またウェアリングや装備、熱中症や低体温症などについて、ご参加頂いた皆さんもとても興味を持ってお話を聞いて頂き講習は進みました。
午後は実践編です、
今回の講習の面白かった点の一つが、色々な艇が一緒になり開催できたことです。
この日の八ッ場あがつま湖は水位が上昇に転じていましたが400m近い距離を皆で移動、それぞれの艇の特長なども話しながら、
ライフジャケットの機能や正しい着用の仕方などを参加者皆さんで確認、
次に順に出艇しウォーミングアップ、少しは漕がないと楽しくないですから。
続いてはそれぞれの艇のバランスの確認、
乗る位置が変わるとパドリングにどのような影響が出るのか、
参加者皆さん、普段されないことにも積極的にチャレンジ頂きました。
再度上陸、レスキュー備品の説明をし、いよいよセルフレスキュー(沈脱再乗艇)の確認、
参加者皆さんがセルフレスキューは体験済み、その上で再確認の意も込めてご参加頂いた意識の高い方達でした。
でも実際にやるのは久しぶり、やり方はわかっているが体が動くか、そんなご意見もありました。
そしていざ!
実際にやってみることはとても大切です。
実践編の最後はアシストレスキュー(グループレスキュー)、
同行した方が沈した際のレスキューの確認をペアになり体験頂きました。
実践編プログラムも終え、参加者全員に修了証を配布、記念撮影をして終了となりました。
今回のJSCAセーフティ&レスキュープログラム(SRP)にご参加頂き修了証を得た皆さんは、単独で八ッ場あがつま湖へ漕ぎだすことができます。
これからも安全に注意し、様々なフィールドで楽しんでください。
八ッ場あがつま湖もこれから紅葉シーズンを迎えます、ぜひご来湖をお待ちしております。
このブログをご覧になった皆さまもJSCAセーフティ&レスキュープログラム(SRP)に参加してみませんか?
パドルスポーツの安全について再度確認できる良い場になると思います。
次回は11月7日(日曜日)開催です。
詳しくは以下ブログにてご確認をお願いします。
https://www.kawarayuonseneki-camp.com/2021/08/25/
また改めまして、ご参加頂いた皆さま、ありがとうございました!